ALE & BOOKS & CIDER ー ビールと本のペアリング
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読書に合うビールを提案する「ALE&BOOKS&CIDER」企画。奈良醸造の新作「kabel(カベル)」を飲みながら読みたい本を様々な方にを選書いただきました。今回は、現在長野県でField Ales Brewery & PUBを開業準備中の若井さんの選書です。彼自身も、開業に向けた本「Field trip」を上梓したとか。気になる方はぜひインスタをチェックしてみてください。@fieldales
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『アイデアのヒント』
著者:ジャック フォスター
翻訳:青島 淑子
出版:CEメディアハウス
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ビールを飲みながら、どんな本を読みたいか。
それがテーマの「ALE & BOOKS & CIDER」ありがたいことにお話をいただき、僕も選書させていただくことになりました。
僕が選んだのは「アイデアのヒント」
ビールと食事のような、いわゆるペアリング。この企画は、ビールと本のペアリングです。
しっかり掛け算になるようなものを選びたいと思い、この一冊を選びました。
ビールで少し気持ちよくなってきた頃が、ちょうど読みごろ。頭が柔軟な状態じゃないとアイデアは出てこない。あれ、アイデアってなんだっけ?どうやって生まれるんだっけ?どうやって出すんだっけ?
そんなヒントが書かれている本です。
この本は、”アイデアとは既存の要素の新しい組み合わせ” と定義したジェームス・W・ヤング著「アイデアの作り方」の理論をベースに、アイデアを心理的、習慣的な観点から掘り下げた本です。
僕が特に好きな章が、「子供に戻ろう」という章「前例がどうか、なんてことは忘れよう。常識なんて気にしない。」
すでに自分の中にあるアイデアを、自然に引き出すきっかけをくれる本です。
僕にとって、自然体でリラックスできるひとつのアイテムがビール。
“アイデアを探しに行こう”と思っていたのが、この本をきっかけに“自然に受け止める”ようになりました。
酔いが回り、少し気持ちよくなってきた頃が読みごろの本。ぜひ、ビール片手に。
現在、長野県の信濃町でビール工場を開業準備中です。
直営のPUBも長野市で準備中。
僕自身が自然体でいられる環境こそが、アイデアや、いいビールをつくるために必要なんだと思っています。

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Selected by 若井|(Field Ales)
2020年志賀高原ビールに入社、2025年退社。同じ長野県に「Field Ales Brewery & PUB」を開業準備中。
@fieldales
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ALE & BOOKS 「ビールと読書」とは:
ビールを飲みながらどんな本を読みたいか、いわばビールとフードのペアリングならぬ、ビールと本のペアリングをお伝えできたら面白いのではないか、という提案です。奈良醸造がビールと一緒に読みたい本を紹介したり、どんな本を好きなのか、気になる方々のオススメなどを紹介していきます。
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