2024年も、この季節がやってきました。
「夏も近づく八十八夜〜」という茶摘みの歌がありますが、その時期は立春から数えて八十八日目にあたる5月頭、春から夏に変わるころを指します。その時期に初めて摘まれた茶葉からできるお茶は、「新茶」や「一番茶」とも呼ばれ、とても貴重なものだと言われています。
そんなフレッシュな新茶を贅沢に使って、奈良醸造が毎年醸造しているのが、「EIGHTY EIGHT(エイティエイト)」。さわやかなお茶の香がほのかに感じられるグリーンティセゾンです。
もしかしたら、奈良にお茶のイメージがない人もいるかもしれませんが、奈良の月ヶ瀬村は、全国有数のお茶処。平安時代に弘法大師が唐よりお茶の種子を持ち帰り、奈良の地に植えたのがその始まりとか。
奈良醸造では、奈良・月ヶ瀬村のティーファーム井ノ倉より摘みたての碾茶(てんちゃ)を頂いています。ティーファーム井ノ倉は、なんと260年以上続く茶農家さん。日本のみならず、世界の名だたるレストランやホテルでお茶を提供されています。
“碾茶”とは、抹茶を作るときに使われる茶葉のこと。お茶本来の旨味が強く、苦味・渋味が少ないことが特徴です。この碾茶に使われる茶葉の、それもとても貴重な初摘みの茶葉を頂いて、「EIGHTY EIGHT」は出来上がります。
この「EIGHTY EIGHT」、これまで375mlの小瓶で販売していましたが、なんと2024年は、より多くの皆さんに届けられるように、350mlの缶バージョンでお届けします。もちろん、ビアバーやレストランで飲んでいただける樽でもリリースします。
皆さんの手にお届けできるまで、あと少し。これから梅雨の季節ですが、さっぱりと爽やかに楽しめるグリーンティセゾン「EIGHTY EIGHT」を、どうぞお楽しみに。