ALE & BOOKS 「ビールと読書」
.
奈良醸造でセールスを担当している谷垣です。
今回の企画、僕たちもドキドキしながらやってますので、どうぞお手柔らかにお願いします。
.
さて、ビールを飲みながら読む本というお題、僕にとっては、何度も読んでるけど、また読みたくなる本から2冊選んでみました。
「ポピュラー音楽が一大発展した20世紀を編年体でたどる。そのように発案することは別に新奇とは思えないが、それを実行に移した本は他の言語圏にも見当たらない。」
.
まえがきにこう書かれている通り、欧米だけでなくアジア、アフリカ、南米まで、時代背景から音楽ムーブメントに至るまでの詳細な記録本。その昔、ディスクガイド本を片手にレンタルCDショップ(いまはなきジャニス!)に通ったこともありましたが、今となってはサブスクリプションサービスで全部、聞けちゃいますよね。
時系列に物事を整理して読み解いていく楽しみ方はまだまだ健在です。ビール片手にサブスクの大海を泳ぐお供となりましたら。
.
「クロニクル 20世紀のポピュラー音楽」
編/三井徹・北中正和・藤田正・脇谷浩昭
出版/平凡社
.
角川映画、と聞いたときに心が動く人は是非ご一読を。当時の関係者が語るバックストーリー、そして、巻末の豊富な資料。これを読んだら、必ずもういちど映画を見直したくなるはず。角川縛りの上映会、どこかでやってくれないかなあ。ちなみに、いま見たいのは「二代目はクリスチャン」。
.
「角川映画 1976-1986 増補版」
著者/中川右介
出版/角川文庫
.
ALE & BOOKS 「ビールと読書」とは:
ビールを飲みながらどんな本を読みたいか、いわばビールとフードのペアリングならぬ、ビールと本のペアリングをお伝えできたら面白いのではないか、という提案です。奈良醸造がビールと一緒に読みたい本を紹介したり、どんな本を好きなのか、気になる方々のオススメなどを紹介していきます。