今回のコラボビール”Cross Road”で挑戦したのは、ビール酵母をブレンドする、Mixed Culture(ミックスカルチャー)という手法。これは奈良醸造としては初の試みとなります。
詳しく説明すると、今回は奈良醸造がIPAを造るときに使用しているイングリッシュイースト(イギリス系酵母)に加えて、Far Yeast Brewingが普段使用しているベルジャンイースト(ベルギー系酵母)をブレンドして発酵させています。
性質の異なる酵母をブレンドすることで、これまで奈良醸造が造ってきたIPAに、Far Yeast Brewingのベルジャンイースト由来のスパイシーなテイストが加わり、新たな味わいとなっています。
また、奈良醸造がIPAによく使用しているMosaic、Simcoeホップに加えて、柳井さんからの提案で2020年に開発された新種ホップのTalusを使用。Mosaic、Simcoe由来の柑橘の香りに、Talus由来のライチや桃に似たアロマもほのかに香る、豊かな果実感を実現しました。
柳井さん、お忙しいところ、奈良までお越しくださり、ありがとうございました!