奈良醸造、缶ビール始めます

「ビールを選ぶ楽しみを。」

 

2018年の夏、初めてのビールをリリースして以来、これまで40銘柄を超えるビールをリリースしてきた中で、僕たちが大事にしてきたことは、この一言に尽きます。

 

まずは樽生ビールで全国のビアバーやレストランにお届けすることから始め、醸造所併設のタップルームでは、クラウラーという缶詰め持ち帰り販売を行ってきました。2019年の春からは瓶内二次発酵のボトルビールが新たなラインナップとして加わりました。

 

次に僕たちがやりたかったこと。

 

それは、全国にお届けできる缶ビールを作り出すことです。

実は、2020年の夏に奈良醸造2周年記念ビールとして実現できるようプロジェクトを進めていたのですが、現在の世の中を取りまく情勢を踏まえ、いま醸造所にあるビールをリリースできるよう、プロジェクトを前倒すことにしました。

いつもの場所で、
ビールを楽しめる日が来るまで

2018年夏にスタートした奈良醸造、もうすぐ丸2年を迎えようとしています。これまで走り続けることができたのは、全国のバー、レストラン、酒販店、ビールイベント関係者の皆様、そして、そこに集まるクラフトビールを愛してやまないお客様に支えていただいてのことだとあらためて実感しています。

 

この困難な時代を乗り越えられるよう、僕たちも今出来ることに全力で立ち向かっていきます。いつものお店で、全国のイベントで、また乾杯できる日を待ちながら!

奈良醸造株式会社
浪岡 安則          谷垣 幸太

缶ビールの購入について

まずは奈良醸造オンラインストアでの販売からスタートします。 準備が整い次第、お近くの酒屋さん等でも手に取っていただけるよう、業務店様向け販売を行っていきます。

購入できるお店(準備中)

  • ビアバーA
  • ビアバーB
  • 酒屋A

初回販売について

奈良醸造オンラインストアにて、4月16日より予約受付を開始します(初回出荷は5月1日予定です)。

第一弾は、QUO VADIS(*1)、LIME GOSE BY(*2) 、OATMATISM(*3) 、GOLDEN HARVESTの4種。

*1 JAPAN GREAT BEER AWARDS 2020 金賞 受賞
*2 JAPAN GREAT BEER AWARDS 2020 銅賞 受賞
*3 JAPAN BREWERS CUP 2020 DARK部門5位入賞

缶の容量は少し大きめの500ml。4銘柄1本ずつのセット販売のみとさせていただきます。

ラベルの日付パターンについて

缶ビールのラベルには美味しく飲んでいただける期間を表示しています。それぞれのビアスタイルによって美味しく飲める期間は違うもの。フレッシュなうちに飲んでいただきたいものは、特に短めの設定にしています。今後はタップルーム限定のビールも登場するかもしれません。

 

これから僕たちの挑戦のひとつが、この期間を少しでも長くできる工夫をすること。

 

缶ビールへの挑戦はまだまだ続きます。

クラウラーと缶ビールは別物?

奈良醸造では、タップルームに来られたお客様がフレッシュな生ビールをお持ち帰りいただけるよう、クラウラー(缶詰め持ち帰り)販売を行っております。ビールを注ぐ前の缶に炭酸ガスを充填し、出来る限り酸化劣化を防ぐようにしていますが、おおむね3日以内でお飲みいただくことを推奨しております。

一方、今回の缶ビールは、全国の皆様にお届けできるよう、機械を使って缶詰めした「缶ビール」です。このことにより、製造より30~90日までは美味しくお飲みいただくことができます。機械と聞くと、オートメーションの大型設備を想像されるかもしれませんが、実際はラベルを貼るところまで1缶ずつスタッフの手で仕上げているものです。このため、一度に製造できる本数に限りがあること、ご容赦ください。