奈良醸造は、この7月でファーストバッチのリリースから8周年を迎えることができました。この節目に、あらためて私たちが大切にしてきたこと、そしてここに至るまでの歩みを、数回に分けてお届けしています。
前回は、奈良醸造がスタートしたときのことをお伝えしましたが、今回はその当時から掲げていた目標について、醸造長・浪岡よりお話したいと思います。写真は、先日奈良醸造のもとに届いた「World Beer Cup」の盾との記念写真です。
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2018年、ビール醸造を始めるにあたっての目標のひとつが世界に通用するビールを造ることでした。つまり、世界一を目指す覚悟で奈良醸造を立ち上げました。
ビールは世界中で造られていて、飲まれている。見方を変えればライバルは世界中にいるし、世界中に飲んでもらえるチャンスがある。高校は弓道部だったんですが、どんなにてっぺんを目指しても国内でしか競うことができない中、その隣のアーチェリー部はオリンピックという舞台も狙うことができる。すごいなぁと思っていたことを思い出します。とはいえ、僕はインターハイにも出れなかったのですが。
世界と同じ土俵で戦うことができる、そんな刺激的で夢のある環境に魅力を感じてこの業界に飛び込んだわけです。クラフトビール醸造の醍醐味は製造規模に関わらず、その味わいが評価されること。つまり、創意と工夫で大規模な醸造所と互角に渡り合うことができる可能性があるということ。麦の産地でもなければ、ホップの栽培に適した気候でもない。そんな奈良でも醸造技術を高めればいずれ品質で世界で評価されるビールができるはずだ。そう思って8年間、醸造技術に磨きをかけてきました。
そして、今年2026年は奈良醸造にとって受賞ラッシュの年となりました。2月のJapan Breers Cup2026でチャンピオンブルワリーに選出いただいたことを皮切りに、3月はイギリスで行われたInternationai Brewing Awards2026で銀賞、4月はアメリカで開催された世界最大級のビアコンペWorld Beer Cup2026で2部門で金賞を受賞。5月はドイツのFinest Beer Selectionにおいても入賞を果たしました。
一つの夢が叶ったその先に見えた景色。賞を取ることは難しいが、取り続けることは難しい。そのために何ができるかを考えている自分がいました。
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奈良醸造がこれまでに生み出したビールは、170種類以上。そしてこれからも、私たちは新しいビールを造り続けます。
引き続き、奈良醸造にまつわるコラムを綴っていきます。どうぞお楽しみに。









