今回は「DAYLONG」のデザインの話。デザインしていただいたbutter 久保元気 @genki_ku さん のコメントをご紹介します。

現代人がふつうに「ビール」と言われて私たちの頭に浮かぶビール、ピルスナースタイルのDAYLONG。
「一日中(Daylong)」という名の通り、大きな引っ掛かりを感じず日がな一日何杯でも飲みすすめることができることを目標につくられたビールです。
どっしりとした濃厚さがつよすぎず、ホップや麦の香りの主張が邪魔にならない。かといって、味わいが軽くなってしまってはしょうがない。穏やかでちょうどいい塩梅の、ずっと飲んでいられるビールがこのビールのコンセプトです。
そんな世界観に沿うように、DAYLONGのデザインではガラス細工のような、空想上の花をモチーフにしました。できれば、全ての缶にひとつひとつ違う花を描きたいくらいなのですが、それはちょっと難しいので、お酒を一人で飲んでるときや朝早い時間に、ふらっと気が向けば花の絵を描き足しています。パッケージは一つに絞る必要がありますが、いまは、SNSもあればZINEみたいなものもあるので、描き増した花を見てもらう機会もいくらでもあります。
日常的なビールを飲むこと、花が当たり前にあること、そして普段から簡単なものでいいから描くこと。
それが私にとってはだいたい同じようなことであることを、このビールのことをたくさん考えたときに気づいたのは、嬉しい発見でした。仕事で描くことが増えると、どうしてもたまにそういうことを忘れそうになってしまうのですが、目がパッと醒めたような気分です。
さて、そんなDAYLONGですが2026年のリリース分では2025年のリリースしてものから少し描き直しました。昨年のものは花瓶に挿した花をイメージした絵だったのですが、今年のものはブーケ、花束のようなデザインになっているのはお気づきになられたでしょうか。
きっかけはこの特別なビールを、誰かに渡したいという話を友人がしたことです。お店の人から飲む人へ手渡すとき、買った人がちょっとしたプレゼントで渡すとき。このビールが人から人へ移動する度に、小さな花束を渡しているようになるように。そんな小さないたずらです。
ビールを飲むことは、当たり前で見逃しそうになるけど、尊い。
ぜひ、美しく一瞬、そして傍らにあるという、このピルスナーらしさをお楽しみください!
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久保元気さんが書き溜めた花束。少しずつ集まっています。こちらのリンクより、どなたでもダウンロードいただけます。








