COOKIN’, STEAMIN’, RELAXIN’,そして…
.
ジャズに詳しい方なら、すぐに気づいたかもしれません。
2022年、奈良醸造ではIPAを造るにあたって、ひとつのビールにとどまらず一連のコンセプトを持ってビールを造ってきました。
.
言わずと知れたジャズの帝王、マイルス・デイヴィス。1956年に収録されたプレステッジ時代の4部作、通称「マラソン・セッション」。このアルバムタイトルにちなんだIPAをリリースしようというものです。
COOKIN’は、「イケてる」という意味の古いスラングがあるそうで、春に向けて心躍りそうな、飲み口軽めのものを。
.
STEAMIN’は、蒸気で茹で上がってる、から転じて「酔っ払っている」というスラングがあり、Kveik酵母を用いてアルコール度数高め(7.0%)のものを。
.
RELAXIN’は、くつろぎながらのイメージで、サウナ上がりにも楽しめるようなアルコール度数低め(3.5%)のものを。
.
そして、あとひとつ。
来週にリリースを控えているのは、WORKIN’。これからの季節に向けた、しっかりとした飲みごたえのWest Coast IPA。ホップだけでなく麦芽のキャラクターを感じていただける仕上がりです。
.
今回のIPA 4部作、デザイナー butter 久保元気さんにより、デザインも連環するものに。
これも楽器を演奏する人はすぐにピンときたかもしれませんね。そう、四度圏表を想起させるものになっています。
.
来週のリリースをお楽しみに。