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「ビールを選ぶ楽しみを!」 をモットーにしている奈良醸造。今回は「KUSANAGI」のデザインの話。静岡産の柑橘・スルガエレガントとブルガリア産のコリアンダーを使用したベルジャンウィットです。ビール界を代表する蛸井潔さんと斯波克幸さんとコラボレーションしたこのビール。デザインしていただいたbutter 久保元気さん @genki_ku のコメントをご紹介します。ちなみに、斯波さんのnoteでも触れてくださっているので、ぜひ併せてご覧ください!
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コラボレーションといってもいろいろありますが、今回のコラボはとても素直なビールづくりのコラボレーションになるはずだと思ってました。
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奈良醸造らしさの一つは、カルチャーのことを考えてやること。奈良の地場産業という背骨をとおしてソックス作ったり、ビールを液体としてだけでなく文化的なハブだと捉えていろいろやったりします。今回のコラボは、日本のビール科学を牽引する第一人者であり、は「日本醸造協会技術賞」を受賞した経歴を持つ蛸井潔 @k_takoi_0 さんと、ブルワリーをトータルサポートする(株)BET @bet.brewing でアドバイザーを担当されている斯波克幸 @shiwa_shiba さんとともにベルジャンウィットとつくるというもの。もう素直にビールを液体として深く深く捉えて潜ったコラボレーションだと思います。
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醸造されるのは、静岡産の柑橘・スルガエレガントとブルガリア産のコリアンダーを使用したベルジャンウィット。この座組み、この内容、自分の出る幕はほぼないな、ただ座して、深く面白いビールが生まれるのを期待しようと考えていました。
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そんな中で、仕込みの前日に、蛸井さんのことを知りたくて、斯波さん、浪岡さんとともに内入りにも加えさせてもらい乾杯をし、杯を重ねさせていただいただきました。事前に今回のビールのネーミングとアイデアをいただいていたので、そのことを更に尋ねつつ、こういうアイデアはどうかという話をしたかったのです。そして、お話しているうちに蛸井さんのSFを始めとしたカルチャー造形の深さと知識量に脱帽。
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なんというか、齢を重ねるとだんだん知識とか経験みたいなものが溜まっていっていることもあり、私が「オタクの先輩」になることが多くなってきます。胸を借りるというか、アレはこうだよ、コレは間違ってるな、と教えてくれる「先輩」がどうしても少なくなっていってしまうのですが、蛸井さんは話題をふり、とっ組みにいくたびに「あれはこういう解釈があるんだよ」「その考え方は僕は違うと思うな」とエイヤと投げ飛ばしてくださるのです笑
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斯波さん、浪岡さんの、オタクっぷりは付き合いの中で重々察してましたが、これはすごく嬉しい。
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私は、お腹を撫でて!と降参する犬のように、何度も投げられにいき、繰り返しひっくり返ってしまいました。
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なぜKUSANAGIという名前なのか?やできあがったビールの味わいについては、蛸井さんや斯波さん、奈良醸造に説明を委ねます。
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私は、むかし、ビックリマンシールでみて気に入っていた「ヤマタノオロチをタコモチーフで描く」というアイデアにピッタリの名前をつけていただいたので、そこにいくつかのアイデアを加えて好き放題、それこそ甘えさせてもらい描くことにしました。
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そんなわけで、アイデアについて話すのも、描いているのもただただ楽しく、素直にクラフトってこうやって作るのが楽しいんだよなという気持ちでいっぱいでした。オタクがたくさん集まって何かを作るのは、本当にただただ幸せな時間です。
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今回は、蛸井さんと斯波さんに巴投げされまくったのが面白くてしょうがなかったです。上手に受け身が取れたかはわかりません。ビールに深く潜ったコラボのつもりだったのが、結果としてはなかなか「らしく」(サブ)カルチャーな側面もバッチリ抑えたコラボレーションになりました。ぜひ、初夏にぴったりなこのビールをお楽しみください。

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