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#ビールを選ぶ楽しみを をモットーにしている奈良醸造では、ラベルデザインも一緒に楽しんで欲しいと思っています。今回は、京都醸造とコラボレーションしたゴールデンスタウト「BOTH HANDS」について。焙煎麦芽を使用せず、カカオニブとコーヒー豆を漬け込むことで、淡い色のスタウトを造ることに挑戦しました。コーヒー豆は京都にあるコーヒーロースタリー・COYOTEに焙煎いただいたものを使用しています。今回は、ラベルデザインしていただいた、butter 久保元気さん @genki_ku のコメントをご紹介します。
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首の長いのがキリンで、鼻が長いのがゾウ。黒い鳥がカラスで、白い鳥が白鳥。姪っこと、ちょっと前に話してた話です。
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2024年昨年末に、京都醸造と奈良醸造 @kyotobrewing のコラボレーションビールBOTH HANDSがリリースされました。京都のコーヒーロースターCOYOTE @coyote.kyoto さんのコーヒー豆を使用したゴールデンスタウトです。
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GOLDEN STOUTとは何なのか？STOUTといえば、いわゆる「黒いビール」。ロースト感のある麦芽の味わいが魅力的で、ゆっくり飲むことに長けたスタイルです。焙煎由来のコーヒーやカカオのようなアロマを感じさせてくれ、意外や意外に肉や塩っ気の強いものにも合うビールです。
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また、味わいの幅が広いことも特徴かもしれません。甘みが強いものや、軽やかで飲みやすいもの、酸味が強くて香りが豊かなものとSTOUTと言ってもいろんなSTOUTがあるのも個性の一つだと思います。
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話しを戻して、GOLDEN STOUTとは何なのか？STOUTの個性である、カカオやコーヒーのような特徴を、カカオやコーヒーを実際に使って「黒くない」ビールとして作り出すというちょっとユニークな醸造の遊びみたいな液体です。言葉を選ばずにいうと、イミテーションスタウトとでもいいましょうか。
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ビールの色は黒くないのに、目を瞑ればまるでSTOUTと錯覚するような味と香りのビール。それは、常識や思い込みを裏切る手品のよう。
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それをSTOUTと読んでいいのかは、ちょっと疑問が残る気もしますが、そんな魔法のようなビールです。
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今回のコラボレーションのデザインでは、京都醸造と奈良醸造をそれぞれ手に例えて両手を意味するBOTH HANDSという名前のまま描くことにしました。
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奈良醸造で、２つの手のデザインのビールといえばよく飲んでくださってる方にはおなじみの風の森 @kazenomori1719 とのコラボレーションビールUNDERWATERがあります。
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あちらでは、２つの手が「水から引き上げ合う」イメージを描いているのですが、同じ２つの手というテーマでBOTH HANDSでは異なる別の表現をすることにしました。
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魔法のようなGOLDEN STOUTをイメージして、２つの手から何か新しいチカラが暗闇の中に産まれるような絵を描きました。片手では生まれないエネルギーを表現しています。
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首の長いのがゾウで、鼻が長いのがキリンなのかもしれません。黒い鳥が白鳥で、白い鳥がカラスかもしれません。姪っ子も２０歳になればわかるでしょうか。ぜひ、はぐらかされた嘘や魔術のような不思議なビールをお楽しみください。
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先日、阪急うめだ本店「バレンタインチョコレート博覧会2025」のペアリングバーに出店した際も、大人気だった「BOTH HANDS」。カカオニブとコーヒーの香りが、チョコレートとの相性もぴったり。ぜひ、お試しください。
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オンラインストアはこちら。
