DOUBLE SWISHER
ダブルスイッシャー(2026)
奈良のスペシャルティコーヒーロースター・ANY B&B + COFFEE @any_japanとのコラボレーションビール。
目指したのは、エスプレッソトニックが持つ軽やかさと爽快感を、ビールで再現すること。爽やかに飲みたくなるビールを目指しました。ANY B&B + COFFEEのバリスタ兼焙煎士であるユウタロウさんには、エスプレッソトニックのようなビールを造るのに最適なブレンドでコーヒー豆を焙煎いただいています。
グラスに注ぐと、まさにエスプレッソトニックを思わせる澄んだ淡い色合い。 鼻を近づけると、ふわりと立ち上がるコーヒーの香りの奥に、トロピカルフルーツを思わせる香りが潜んでいます。これはウガンダのナチュラル豆由来のもので、果物は一切使用していません。口に含むと、軽やかな炭酸とともに、浅煎りと深煎りを2層でブレンドした豆の個性が現れます。浅煎りからくるアプリコットのような果実の酸、深煎りからくるコーヒー独特の香ばしさが、一つのグラスの中で層になって重なり合う感覚です。オレンジのニュアンスを生む酵母がこの果実香をさらに引き立てていて、 喉を通り抜けた後に残るのは、すっと引くコーヒーの余韻。トニックウォーターを口にした時のような、後を引かない軽快な後味です。コーヒーとビール、それぞれの魅力を掛け合わせながらも、ごくごくと飲み干せる一杯に仕上げました。
ちなみに、今回のビールの名前、ダブルスイッシャーとは、プロペラが2個ついたルアーの総称。
ユウタロウさんにはもうひとつの顔があります。それは、「Ethics(エシックス)」という、釣り人と森を繋ぐウッドルアーブランドのオーナーとしての顔。奈良の山林で間伐や伐採の過程で出た檜を、斧とナイフだけを使ってハンドカービングし、ブラックバス用のトップウォータープラグを一本ずつ削り出すルアービルダーとしても活動されています。
前後のプロペラが水しぶきを上げ、引き波を立てながら、そのサウンドときらめきで水面下の魚を魅了する。深煎りと浅煎りを織り交ぜた2つのレイヤーの焙煎、2度目のコラボレーション。そんないくつもの「2」が重なって、この名前となりました。








