クラフトビールの醸造所で働くって、どんな感じ?そんな疑問にお答えして、奈良醸造スタッフの働き方についてご紹介していきます。今回は意外と知られていない?醸造以外のスタッフについてフォーカスします!
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第二回目は、出荷業務やタップルーム運営など、幅広く業務を支える入社5年目のスタッフ・金子ゆかです。
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ーー奈良醸造で担当している役割は?
大きくは2つ、ビールの出荷業務と工場に併設するタップルームの運営を担っています(タップルームは7月以降一旦休業に入ります)。この2つは異なるように見えますが、どちらもブルワーがつくったビールを、営業担当が広めて、そしてお客さまへ実際にお届けするという最終過程のポジションです。
ーー奈良醸造に入るまでは何をしていたんですか?
18歳のときに進学で茨城から奈良へやってきました。それ以降は(素直に表現するならば、意図せず)奈良の魅力にどっぷりハマり、奈良市内を車でかけ回る営業職や鹿も歩いているような観光地ど真ん中のカフェでの勤務などを経て、現在奈良醸造では5年目となります。社内では奈良好きポジションなので、奈良の観光や飲み屋さんのことはなんでも聞いてください(笑)。
ーー奈良醸造に入ったきっかけは?
カフェ店員だった当時は、とにかく接客業に自分の力を注ぎたいと思っていました。しかし2020年のコロナ禍。もどかしい気持ちで過ごしていたところ、奈良醸造タップルームのスタッフ募集があったのでした。土日どちらかの勤務でOK、奈良を拠点とする会社であり、そして大好きなビールも飲めそう!と、勢いで応募したのがはじまりです。実は、2018年の秋には「奈良クラフトビール祭り」で奈良醸造のビールと出会っていて、ひそかに応援していた会社でもありました。
ーー普段はどんなふうに動いていますか?
現在はフルタイムスタッフとして、1週間を通してフレキシブルに勤務しています。平日の業務はパートタイムスタッフの方と協力しながら、毎日のスタートはメールや社内のチャットに目を通し、その日の出荷内容の確認から。日中は冷蔵倉庫内の出荷作業に入る日もあれば、事務作業に注力する日もあります。事務作業の内容は様々で、酒税にかかわる帳簿の管理やマーチャンダイズや資材の管理、経理業務も。時にはリモート勤務で、集中的に事務作業に当てる日もあったりします。
毎日たくさんのお取引先である飲食店さんや酒屋さんの名前を目にしているので、たまにの旅行で訪問してみたりするのがちょっとした楽しみとなっています。タップルーム勤務時は逆に全国各地からいらっしゃるお客様をお迎えして、ワイワイとお喋りをしながらクラフトビールにかかわるいろんな情報を教えてもらったりすることがかけがえのない時間です。
ーー奈良醸造の雰囲気をひとことで表すと?
決して広くはない事務所と工場で仕事をしているので、風通しの良い会社です。……これは胡散くさく聞こえるかもしれませんけれども(笑)。社長でありヘッドブルワーである浪岡との距離も近いので、一スタッフの意見に浪岡含め全スタッフが耳を傾ける雰囲気があると思っています。わたしは醸造のことは専門外ですが、飲み手としての私の意見を聞いてもらえているという感覚があります。
ーー今回の応募にはどんなスタッフが向いていると思う?
クラフトビール業界の経験がなくてもできるポジションだと思っています。奈良醸造はクラフトビールを販売していますが、それにとらわれない活動をしていると思っているので。今まで感覚に頼ってきた部分を新たなポジションとして募集するということで、困難が多いかもしれないのですが、根気強く一緒に「奈良醸造」を楽しくしていけたら嬉しいです。
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現在、奈良醸造ではマーケティング職を募集しています。詳しくは以下リクルートページよりご確認ください。