QUO VADIS
クオ ヴァディス(2021)
このビールを造るにあたっては、これまで同様にドイツで昔から守られてきた、所謂『ビール純粋令』に則り、麦芽、ホップ、酵母、そして、水のみを原材料にしています。麦芽はドライで淡い風味を残すPilsner Malt、ホップは白ワイン風味を感じさせるNelson Sauvinに、白ブドウのキャラクターを強く持つHallertau Blanc、そこに柑橘とブドウのニュアンスを併せ持つCitraを使用。これらをワイン酵母で醸しました。
上立ち香(トップノート)はソーヴィニヨン・ブランを想起させる白ワインの香り。飲み口は極めてドライ、強めの炭酸が口の中で弾け、程よい酸味も相まって、白ブドウを思わせるホップの香りと味わいが爽やかに広がります。アルコール度数は通常のビールより高めの7.0%ですが、全くそれを感じさせない仕上がり。余韻に残るホップの苦味で、目の前の液体がビールであることに改めて気付かされます。
The malt is lightly flavored pilsner malt, and the hops are Nelson Sauvin, with a hint of white wine, and Hallertau Blanc, with a strong hint of white grapes. These are fermented with wine yeast. The alcohol content is set higher (7.0%) than usual beer, but the finish is dry, and the high carbonation is used to bring out the characteristics of the hops to their fullest extent.